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『異聞集(いぶんしゅう)』は、晩唐の陳翰(ちんかん)が唐代の代表的伝奇作品を集めて編んだ撰集。全10巻。 当該分野の撰集として確認できる最古のもので〔程毅中『古小説簡目』附録二「『異聞集』考」、中華書局、1981年。〕、伝奇代表作の多くを収め且つ広く読まれたであろう点で中国小説史における影響の大きさが指摘されるが完本は現伝しない。 == 編者 == 編者陳翰の履歴は『新唐書』芸文志に唐末の屯田員外郎(工部の判官)と説明されるのみ〔『新唐書』志第49芸文3小説類。〕で詳らかでない。は唐尚書省郎官石柱を基に、宣宗の大中6年(基督教暦852年。下皆效此)以降に金部員外郎(戸部の判官)に任ぜられ、僖宗乾符元年(874年)以前に庫部員外郎(兵部の判官)へ、それより更に屯田員外郎へと転じてこれが極官となり、乾符の末(乾符は6年迄)に少なくも60を越した享年で卒したものと考証している〔王夢鷗『陳翰異聞集校補考釋』(唐人小說硏究二集)、藝文印書舘、中華民國62年。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「異聞集 (陳翰)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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